
さあ、演奏が始まると、オーディエンスも手にしたタンバリン、ヤクルトマラカス(利用者さんのご家族さん、ほりさんが作ってくれました!)と歌で、一緒に盛り上がります。 iPhone片手に撮影する私も、その盛り上がりに感動です! Wow!ロックンロール! ジングルベル、赤い鼻のトナカイ、お正月の3曲をみんなで演奏しました。 演奏が終わると、ユキミくんがクリスマスの由来を話し始めます。 ユキミくんは、長年日本を離れていたおかげ(?)で、不思議な日本語を(カンペを見ながら)操ることができます。 「みなさん、クリスマスっていうと、何を思い浮かべますか?」 「トナカイ?サンタクロース?プレゼント?」 「いやいや、もっと深く深く掘って考えてみてください。」 ・・・・・ 「そうです、クリスマスって言えば、植木等。スーダラ節です!」 「え?」 ケアホーム豊平とグループホーム豊平といえば、ブンネ®メソッドや、アロママッサージ、重度の方のケア、医療連携etc、おしゃれで、北欧スウェーデンの雰囲気、真面目なイメージだったはずです。 でも、目の前を通り過ぎるのは・・・イモトみたいになったみんなです(汗)
青いボロボロのジャージ、白いヨレヨレのTシャツ、お米の袋で作った(お年頃のメタボ体型を隠すための)腹巻。
コスプレは、人の可能性を解き放つみたいです。
大笑い(苦笑い)で最後には「メリークリスマス」のパネルが、なぜかお尻に・・・
そのあとのヒゲダンスが可愛く見えます。
テンションが上がったのか、ほりさんも前に出て、ヒゲダンス。
そのあとも楽しい時間を過ごしました。
みんなでケーキも食べて、べちゃくちゃお喋りをして。
記念撮影をして、その場でプリントしてお渡ししました。
最後に。
昔、ボブ・ディランがいったみたいじゃなく、僕たちにとっての答えは風に吹かれてなんていないと思います。
僕たちのロックンロールは、スーダラ節みたいに、触れる手と手の間に、隣にある笑顔と、平凡な毎日と、たくさんの挫折と、ほんの一瞬の満ち足りた情熱と、明日への希望にあると思います。
明日からも、もっとロックンロールしていきたいと思います。
Love & peace!
2015/12/19