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2015年2月3日

大笑い節分

こんにちは!グループホームいずみのです。
2月3日は節分でしたね^^
いずみのでも大いに季節の行事を楽しみました!

まずはお料理!節分といえば、恵方巻きと鰯ですが、利用者さんが考案した料理はなんと、

〜鰯の香草ホイル焼き〜
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「年寄りだからって和食ばっか食ってると思うなよ」
と言わんばかりのおしゃれ感。(言ってない)

利用者さんのお料理のレパートリーの豊かさに脱帽でした。

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付け合せは
〜アスパラとアボカドのサラダ〜
これまたおしゃれ!

〜自家製たくあん〜
〜頂き物のりんご〜
と信州らしさも忘れません!完璧です!

わいわいみんなでお料理するのは本当に楽しいです。

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大満足の昼ごはんでした♪

もうひとつ!節分の「食」といえば「豆」!

「年の数だけ食ったらおなかがはち切れちゃう」とのことで大豆ではなく、豆大福を食べることに。利用者さんのご親戚にいただいた苺とともに、お茶の時間に食べました。

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ああ〜しあわせ♡

さて忘れちゃいけない節分イベント、「豆まき」はというと、利用者さんから「どうしても◯◯さん(当ホーム唯一の男性スタッフであり、職員からも利用者さんからもいじられ愛されている)のいるときに豆まきをしたい」との声があり、その日夜勤で出勤した◯◯さんに向かってみんなで豆をまくことになりました。(いじめじゃないです)
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「鬼はぁ〜外ぉ〜!福はぁ〜内ぃ〜!」
(福の神スタンバイ中)
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「鬼はぁ〜外ぉ〜!福はぁ〜内ぃ〜!」
(すっ。)
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福の神登場。

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「あんたが鬼さんでいいんだね?」

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「えいっ」(豆一粒投げる)
鬼「うわぁ〜〜〜〜〜〜」

こうしていずみのの平和は守られたのでありました。

それにしても・・・

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似合いすぎです。

福の神ご本人かと思いました。

そんなこんなで終始大爆笑の一日でした!
今年もきっと安泰です!

2015年1月6日

伝統保存食 凍み大根

こんにちはグループホームいずみのです。
いよいよ寒さが厳しくなってきましたね。
皆さんいかがお過ごしですか?

さて、先日の一コマをご紹介しますね。
夏の間に大事に育て、食べきれない大根は漬物にしたり、冷暗所へ保管したりして、これなら冬中食べれるねと話していたのですが、冷暗所へ保管していた方の大根が怪しい気配。
少し傷んできたようです。
それを確認された利用者さんが・・・・
「大事に育てた大根が腐ってしまうのは我慢ならないの!凍み大根を作る!!」と始まりました。

凍み大根って?
気温が氷点下になる日が続く寒〜い地方ならではの保存食です。
氷点下になると大根が凍って、日中の陽の光で溶ける。また凍って・・・
これを繰り返しておいしさや、栄養がギュッとつまったまま、だんだん乾燥してフリースドライ状態に。
食べるときは一晩くらいかけて水で戻して調理します。

しわしわになった大根の皮を苦労してむき時計とにらめっこしながら大根をゆで大根が冷めるのをイライラしながら待ち午後のお茶の前に作業再開

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少し茹ですぎて、うまく紐が通せない物もありましたが、さすがおばあちゃんの知恵袋。楊枝を挟んだりしてなんとか出来上がりました。

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2014年12月1日

お年寄りの力を信じる

こんにちは。グループホームいずみのです。

グループホームなど高齢者向けの事業所では、誤嚥(詰まらせてしまったり、咽せてしまったり)してしまう可能性が高いからという理由で、お餅は敬遠されがちです。

でも、みなさんお好きなんですよね〜♪

今日ご家族から差し入れでいただいたお餅も、最初はスタッフの間では「どうする?」などと話していましたが、「せっかく好きなものを持ってきていただいたのに食べられないのって悲しいよね。」という話になり・・・

「まずご本人に聞いてみようよ!」
「好きなものは食べたいよね!」
大好きなお餅を食べることを支援する!!とスタッフの気持ちも一つになりました。

覚悟を決めて(内心ドキドキ、でも笑顔でね!)利用者さんのもとへ。
一緒にお話しをしていた利用者さんもご相伴にあずかることになり、みなさんでちょっとしたお茶会に。(でもスタッフはリスク増でヒヤヒヤ。笑)

噛むのに支障のない固さかどうか?
口に入れる大きさはどのような大きさで入れているか?
今の利用者さんの状態は普段と比べてどうか?

など様々な点に注意を払い、いざ実食!!

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「これは草餅かい?ムシャムシャ・・」
「ずいぶん美味しいお餅だね。ムシャムシャ・・」

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ものの5分程であっという間にみなさん完食。
食べている様子の写真を撮る間もありませんでした(笑)。

こぶし大のお餅を噛みちぎって食べる方、お箸で一口大にしてから食べる方など様々ですが、食べ終わってみればこちらの心配が杞憂であったかのように何の支障もなく召し上がられていました。

もちろんリスクが想定されることにはそのための準備や見極めが必要ですが、必要以上に「リスクがあるからとその機会を奪ってはいけない。」
改めてそんな基本を学ばせていただきました。

高齢になるにつけ、身体能力は衰えできないことも増えてきますが、
「人は生涯発達するもの」
「ケアとは、その人が成長すること、自己実現を助けること」
との言葉があります。

たかだか餅の話ですが、そんな「ケア」を日々積み重ねていきたいですね。