原村に近い泉野地区で
元気いっぱいに暮らしています

グループホームいずみの

紹介ビデオ

グループホームいずみの

L字の形をしたグループホームいずみの。手前に畑があります。

「グループホームいずみの」は、認知症対応型グループホームです。諏訪・茅野・諏訪郡富士見町・原村に住民票があり、認知症と診断された、要支援2〜要介護5の認定を受けた方が入所できます。9名の定員で共同生活を送る、2階建ての施設です。茅野市ではありますが、原村に近く、南アルプスや八ヶ岳の眺望がすばらしい田園地帯にあり、利用者のみなさんは比較的アクティブに暮らしています。

1階・2階それぞれ9名ずつで、共同生活を送っていますが、メンバーが違えば、雰囲気もおもしろいほど変わるもの。リビングに面した畑にすぐ出られる1階では野菜を育て、収穫して加工する農的暮らしを、2階は手芸や工作など手仕事を楽しむ方が多く、工房的暮らしを営まれています。

みんなが笑顔で
思い思いに暮らしています
ホーム長:笹岡 由美

認知症はあるものの、身体的には比較的元気な方が多く、共同生活を楽しんでいらっしゃいます。食事が終わってからも、リビングにそのままとどまって、おしゃべりに興じたり、次の食事の下ごしらえを手伝ったり、手仕事をしたり。利用者さんとスタッフとの輪の中で、みなさん思い思いに過ごされています。

リビングでラジオ体操。
足腰が悪い人は座ったままで

「あなたは何年生まれ?」「ああ、そう! じゃあ、私より少し年上ね!」などと、毎日同じやりとりを新鮮に繰り返して、楽しそうです。おばあさん同士の会話というよりは、若い娘さん同士のおしゃべりみたいです。ひとり暮らしの方や、日中は家族が出払ってひとりで家におられる認知症の方では、このような関係性はなかなか無いかもしれません。「仲良し」と笑いあえることが、認知症の症状を抑えているように思います。

畑仕事がもたらす季節の作業が
忙しくも楽しいのです

1階のリビングを出たら、すぐそこが畑

「グループホームいずみの」の建物はL字型で、内側にある中庭が畑になっています。春先にビニールマルチを敷いて、利用者さんたちと種を播いたり、苗を植えたり。その後の成長の様子を、リビングの大きな窓から日々眺めては「きゅうりがなってきた」「もろこしはいつからとれるだろうか」などと話題にことかきません。

収穫したばかりの落花生

そして、いよいよ収穫できるようになってくると、外に出てとってきて、ご飯のおかずにしたり、漬物を作ったり。利用者さんの方がこれまでの経験にもとづく知恵をたくさんもっていらっしゃって、スタッフは教わることばかり。「みんなの畑」で野菜をつくり、食べるということが、暮らしの何よりの張り合いになっています。

さながら手仕事工房
「ねこ」は販売まで!

古い着物をほどいてつくる「ねこ」

2階には、折り紙、木目込み細工、手芸、縫い物など、さまざまなものを手づくりするのが得意な利用者さんが集まっていて、さながら「おばあちゃん工房」のようです。

つくりたいものについて、利用者さんがスタッフに相談をし、スタッフの方でつくり方の本や材料などを調達してきます。毎日の食事の用意や洗濯ものたたみ以外の多くの時間を手仕事に没頭しておられる方も少なくありません。お互いの仕事ぶりが、よい刺激になるのでしょうね。

新聞やタウン誌などに取り上げられました

中でも、みんなで夢中になったのが「ねこ」と呼ばれる、木曽地方に伝わる袖なしの防寒着づくり。スタッフが古い着物を集めて、ほどく人、アイロンをかける人、縫う人・・・と仕事を分担して、いくつも作りました。できあがった「ねこ」をみんなで着た時には、全員がすっかりモデルさん気分。売って欲しいという人も出てきて、ホームに電話連絡してくれた人に販売したこともあります。

グループホームの日々は
クリエイティブで、楽しい!

施設にあちこちに、利用者さんたちがつくったものが飾られてます

「グループホーム」と聞いてみなさんが想像されるよりも、おそらくずっとクリエイティブで、笑い声に満ちた楽しい暮らしが、ここでは織りなされています。その一端を感じていただけたら、幸いです。

施設概要

構 造木造2階建(準耐火建物)
面 積敷地面積:2182.78㎡
定 員18名(1ユニット9名×2ユニット)
居 室18室(全室個室)
1階9室(面積:13.3㎡、内訳:居室10.6㎡、居室トイレ2.7㎡)、
2階9室(面積:13.5㎡、内訳:居室10.8㎡、居室トイレ2.7㎡)
設 備食堂、リビング、キッチン、浴室、洗濯室(各ユニット共通)、薪ストーブ(1階のみ)、特殊浴槽(1階:両ユニット共用)、交流スペース(2階:両ユニット共用、一般利用可能)
居住の
権利形態
建物賃貸借方式
利用料の
支払方式
月払方式
協力医療機関ライフクリニック蓼科(茅野市豊平)

認知症対応型グループホームとは?

認知症対応型グループホームは、認知症による生活のしづらさがあっても、生活の場面でその方にあわせたケアを行うことで、住み慣れた環境に近い環境で生活を続けていくということを実現するためのホームです。介護保険の地域密着型のサービスに位置づけられ、医療機関において認知症の診断を受けられ、要支援2もしくは要介護1〜5の認定を受けられている、諏訪地域に現住所がある方がご利用できます。

場所

長野県茅野市泉野中道6558−1
Tel: 0266-75-5900

料金表

入居時180,000円(消費税非課税)
月額月額費用は、以下【1】〜【5】の合計金額になります。
【1】
 家賃
65,000円(消費税非課税)
【2】
 水道光熱費
13,618円 (夏期 5月1日より10月31日)
28,285円 (冬期 11月1日より 4月30日)
(季節変動制です。消費税10%税込み表示)
【3】
 食費
45,000円(1食500円 一日3食×30日の場合)(消費税非課税)
ミキサー食、キザミ食、治療食 対応可能
【4】
 介護保険の
 自己負担分
(1割負担の場合)
要支援2 22,350円(1日あたり745円×30日)
要介護1 22,470円(1日あたり749円×30日)
要介護2 23,520円(1日あたり784円×30日)
要介護3 24,240円(1日あたり808円×30日)
要介護4 24,720円(1日あたり824円×30日)
要介護5 25,200円(1日あたり840円×30日)
(各種加算は含めておりません)
【5】
 その他費用
協力区費分担金 500円(消費税非課税)

おむつ代他、個人で専ら使用する消耗品に係る費用、
理美容等、自宅での生活上においてもかかる費用
(NHK受信料、電話回線等は個人契約となります。)、
協力医療機関への通院、レクリエーションでの外出等以外の
タクシー利用などの交通費
※詳しくは重要事項説明書にて定めます。