ブログ

2015年1月6日

伝統保存食 凍み大根

こんにちはグループホームいずみのです。
いよいよ寒さが厳しくなってきましたね。
皆さんいかがお過ごしですか?

さて、先日の一コマをご紹介しますね。
夏の間に大事に育て、食べきれない大根は漬物にしたり、冷暗所へ保管したりして、これなら冬中食べれるねと話していたのですが、冷暗所へ保管していた方の大根が怪しい気配。
少し傷んできたようです。
それを確認された利用者さんが・・・・
「大事に育てた大根が腐ってしまうのは我慢ならないの!凍み大根を作る!!」と始まりました。

凍み大根って?
気温が氷点下になる日が続く寒〜い地方ならではの保存食です。
氷点下になると大根が凍って、日中の陽の光で溶ける。また凍って・・・
これを繰り返しておいしさや、栄養がギュッとつまったまま、だんだん乾燥してフリースドライ状態に。
食べるときは一晩くらいかけて水で戻して調理します。

しわしわになった大根の皮を苦労してむき時計とにらめっこしながら大根をゆで大根が冷めるのをイライラしながら待ち午後のお茶の前に作業再開

gh-izumino_150115_1

gh-izumino_150115_2

少し茹ですぎて、うまく紐が通せない物もありましたが、さすがおばあちゃんの知恵袋。楊枝を挟んだりしてなんとか出来上がりました。

gh-izumino_150115_3