グループホーム豊平

紹介ビデオ

グループホームはシンプルな間取りの
平屋です

「グループホーム豊平」は、認知症対応型グループホームです。諏訪・茅野・諏訪郡富士見町・原村に住民票があり、認知症と診断された、要支援２〜要介護５の認定を受けた方が入所できます。９名の定員で共同生活を送ることができます。茅野の市街地と蓼科とを結ぶ中間地点の田園地帯に位置し、ケアホーム豊平とは同じ敷地内で隣り合って建っています。

左がグループホーム豊平、
右がケアホーム豊平。

認知症であっても、自宅で生活されていた延長の「あたりまえの暮らし」を、こじんまりとした人数で家族的に営むためのお手伝いをさせていただいています。80代後半から90代の方が中心で、ちょっと前まで100歳を越えた利用者さんもいらっしゃいました。

自分の部屋がわかりやすいよう、個室のドアは鮮やかな色が塗られています。

利用者さんそれぞれには、ドアの色のちがう個室はありますが、日中はオープンキッチンに面したリビングダイニングで過ごす方が大半です。

身体的には介護度が高いわけではないけれど、認知症があって、おひとりで自宅に居るのはむずかしいという方が入居して共同生活をしておられます。認知症があって、物忘れをしたり、わからなくなったりすることがあるだけで、普通の生活はできる方が多いんです。

これまで、炊事、掃除、洗濯とこなしてこられた方たちなので、生活に伴う用事をスタッフで代りにやってしまうのではなく、できることはスタッフの見守りのもとでしていただこう！というのが、ここの方針です。

利用者さんによる、おむすびづくり

洗濯物を畳む、包丁をもてる方は調理の下ごしらえをする、おやつの飾り付けをする、野菜の苗やお花を植えるなど、張り合いややりがいを感じて暮らしていらっしゃいます。やはり、なんでも人にしてもらうより「自分にやることがある」「人の役に立っている」という感覚は人間にとってなにより大事なことなんですね。それを日々感じながら、必要な見守り、声かけ、手助けをさせていただいています。

季節ごとの変化を
楽しんでいただける行事ごと

スタッフによるクリスマス会や、
地域交流でフラダンスの鑑賞も

日々の日常生活の繰り返しの節目として、季節の行事は大事にしています。お正月、節分、ひなまつり、お彼岸、クリスマスなど、行事食や飾り物をいっしょに準備をしたり、スタッフの出し物を楽しんだり。

ひとり暮らしでは失われがちな季節感を利用者さんに味わっていただくことが、変化や刺激にもなっていると思います。時には、地域の子どもたちやボランティアの方が交流に来てくださることもあります。

誕生日祝いのケーキは
みんなで手作りしています

ケーキの飾り付けは、
利用者さん・スタッフみんなで

このホームの特徴として「誕生日祝いのケーキは、みんなで手づくりする」ということがあります。「こんどは○○さんの誕生日ね。どんなケーキをつくる？」という相談をみんなでして、どんな材料でどんなものをつくるか考えます。材料をスタッフで用意して、半日かけてかざりつけをするのですが、みなさんのセンスのよさには、スタッフも毎回おどろかされます。

自分のために心をこめてつくってもらったケーキをよろこぶご本人を囲んでみんなで食べてお祝いする誕生会は、格別です。こういったことは、ひとり暮らしではなかなか味わえません。お互いを気遣ったり、いっしょに居て楽しいという気持ちにつながり、みなさんの生き生きした表情が私たちスタッフにもとても嬉しいのです。

施設概要

場所

長野県茅野市豊平2552
Tel: 0266-73-3010

料金表