チョコブラウニー

CH豊平 介護コラム 日々の様子


こんにちは。
いつかイタリア人のようになりたいので、バレンタインには毎年ケアホーム豊平のスタッフみんなにお菓子やコーヒーのプレゼントを欠かさない、マネージャーのやまだです。

ケアホーム豊平では、ケアプランや、日々のケアの調整などプロセスにPDCAサイクルを採用することだけでなく、物事を決めつけない自由な発想や、一人ひとりの気付きのセンサーの感覚も大切にしています。

先日、ホームに暮らすご夫婦の娘さんと話していると、お母さんが作るケーキの話になりました。話しているうちに、「お母さんと一緒にケーキ作りをしましょう!」という話が盛り上がりました。
完全にノリで始まってます。(アセスメントとか、プランとかなくてすみません。)

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今までも、スタッフとホームのおばあちゃんとではケーキ作りをしていますが、今回は「娘さんとお母さんでケーキ作りをしてみましょう」という計画。
なので、基本的に僕たちのすることは日程調整して、場所をお貸しすることくらい。

当日も、
場所:いつものお父さんとお母さんの食事席
道具と材料:娘さんが用意
オーブン:キッチンのものをお貸しする、使ってない時は空いてますから。
薪ストーブ:チョコとバターの湯煎と、くるみのロースト用に。火はついてるのでちょっと天板を拝借。

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という具合に。
僕たちはただおしゃべりしながら、美味しそうと眺めるだけ。


お母さんの秘伝のレシピを娘さんがアレンジして、それを元に作っていきます。
「お母さんは粉をふるう時に、いつも2回ふるってたよね」
「ケーキ型に紙を敷く時には、型紙をとって、しっかり入れてたよね」


と娘さんはお母さんに話しながら、一緒に作っていきます。

「よく一緒に作られたんですか?」と聞いてみると、
「私は食べるの専門だったかな」

でも、やっぱりその作っている姿を見ていたんですね、今は娘さんの作る姿を見て、なんとも嬉しそうなお母さんの表情。
二人から少し離れた薪ストーブの前には、お父さんがそれを優しそうな眼差しで見守っています。

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こんな風に出来上がった、ブラウニー。
チョコの焦げる匂いと合わさって、なんとも甘い時間です。


医療や介護の専門職によくありがちなことだと思うのですが、「何かしなくっちゃ」と考えるあまり、「私たちがやらなきゃ」とかなってしまい、結局は家族や友人の出番を奪っていた・・・なんてことがよくあります。
また、社会的な役割という時に「社会」という言葉に引っ張られて、すぐに地域に役に立つようになんて考えちゃうことがあります。

でも、僕たちも含めて多くの人が、不特定多数の人の役に立つことよりも、特定の「大切な」「大好きな」誰かの役に立ちたいって思うだろうし、一緒にいたいって思うんじゃないかなと僕は思うんです。
だったら、僕たちはその人の人生の大部分を一緒に過ごしている人たちをエンパワメントしていくっていうのも悪くないんじゃないかなと思ってます。

お母さんと娘さんとお父さんの時間を過ごすきっかけを作って、一緒に過ごさせてもらった僕たちは、いつか思い出した時に、「あの時ね」って話せるような素敵な時間を戴いたように思います。

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最近、僕は「利用者さん」という言葉をfacebookブログの場面では使わないようにしています。
だって、お互い利用し合うなんて、なんか気持ち悪くないですか?
お互い利用し合うよりも、一緒にお互い分かち合うの方がいいな、と思います。

チョコブラウニー、少し寝かせてバレンタインの日にみんなで頂きました。


株式会社リゾートケアハウス蓼科では、こんな風にいい感じの時間を一緒につくっていってくれる仲間を募集しています。
お気軽にお問い合わせください!


2016/02/17

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